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視線の妙技
一日ファクトチェックをしていたサワです。こんばんわ。
夕刻にどら焼きをもそもそ食べていたら、腹もちがよいことに気がつきました。
小豆は食物繊維だから、体にも良いですしね。


本日は一日中ずうっとファクトチェックだったのですが、最近はルビつけとか体裁確認だとか、「プレ・素読み」のようなお仕事も頂いたりもしています。

最初は原稿を渡されて赤ペンを手に原稿を一行一行じっと目で追っていたのですが、それでは時間がかかりすぎて終わりません。

赤字照合とか、ざっくりと原稿を確認する作業だと、熟練の先輩諸氏は原稿の上にN字を描くような視線をすべらせていることに気づきました。

それ以降、作業時間が徐々に短縮されてきています。

ですが、一行一行、文字とストーリーを追っていきたい心と、作業効率を上げていくためのN字視線が葛藤しております。





<視線>と言えば、吉田秋生の『ラヴァーズ・キス』(小学館)です。





鎌倉を舞台にした高校生の青春恋愛漫画ですが、その恋愛のかたちはいろいろです。
6人の登場人物を軸にして、親友、先輩後輩、姉妹…の人間模様がふっくざつに絡まっていて、そのもつれ具合がたまりません。

成就された恋が描かれているのは一組だけ。残る二組は、一歳年上の部活の男子部員に恋すいる男子高校生だとか、姉の友人に想いを寄せる妹だとか。

想う相手を、嫉妬している相手を、うとましく思う相手を、誰もがそれぞれの立場からの視線を張りめぐらせていて、それが話に深まりを与えています。

一見、上手くまとまった?かのように見える男女の恋人たちの話が、二人をとりまく人間模様でこれだけヒネられていくのか、というのが醍醐味です。

誰かがどこかで書いているのを読んだのですが、この漫画、『ラヴァーズ・キス』は一コマ一コマが計算されつくした絵のように美しいとも言われております。どこで読んだのかは失念。

私だったら、「絵のように」ではなく、「映画のように」と言いたいところです。

移ろいゆく時間と心の描写がじつに的確で、全編を通して同じリズムが貫かれていて、
そのリズムに合わせてページをめくっていくのが心地よいです。

鎌倉リズム? 夕暮れどきの湘南の海岸を歩いていく時のペースです。
急がず、でも遅れず、心臓の拍動よりもややゆったりと。

鎌倉行きたいなぁ。

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文責:サワ@鎌倉では麩まんじゅうを必ず食べます

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などです。
お楽しみに!
| blog-ouraidou | 書架 | 21:09 | comments(2) | trackbacks(0) |
ふとしたことで、こちらのブログを知りました。
タイトルのイラストがすてきで、
細かい仕掛けがおもしろくて、
仕事をさぼって見ておりました。
昼と夜とでもまた違うんですね。

もちろんサワさんの文章もほんわかと居心地よく、
さかのぼって全部読んでしまいました。
特に印象に残ったのはどじょうの話。感心しきりです。
そうそう、ご紹介のアビマーニにもさっそく行って、おいしい夕ご飯をいただきました。
ありがとうございます。
毎日楽しみにしております。
| 鳴海 | 2010/05/27 12:09 AM |

鳴海さん、はじめまして。
そして、コメントありがとうございます!

タイトルの仕掛け、素敵ですよね。
私も、ブログを書くようになってから知りましたが、じつは誰の画なのか分からないので、今度訊いてみたいと思います。

私のつれづれ日記についての感想も、ありがとうございます。
こうやって、色々な方からの感想をいただくと励みになります。

またお越しくださいね。お待ちしてます。
| サワ | 2010/05/27 9:11 PM |










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