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DTP始めました。
校正・校閲を専門にしてるのに
実はコンピュータも得意な鴎来堂で、
来年1月からDTP部門が本格的に始動することになりました。

今回の部門化は業務拡大という側面よりも、
本業の校正・校閲をサポートする意味合いが大きいです。

つまり、
編集・組版・校正の三者を行き来する工程の中で、
校正と組版という相性のいい隣同士の作業を同時に進行させ、
「精度の向上」と「工期の短縮」を両立させようということです。

これまでは、

図A
(1)著者先生───────┐
   ↓         ├ 原稿整理
(2)編集さん───────┘
   ↓
(3)組版─────────┐
   ↓         │
(4)編集さん       │
   ↓         ├ 初校
(5)校正、鴎来堂     │
   ↓         │
(6)編集さん───────┘
   ↓
(7)著者先生───────┐
   ↓         ├ 著者校
(8)編集さん───────┘
   ↓
(9)組版─────────┐
   ↓         │
(10)編集さん       │
   ↓         ├ 再校
(11)校正、鴎来堂     │
   ↓         │
(12)編集さん ──────┘
   ↓
(13)印刷・製本
という流れだったのが、

図B
(1)著者先生───────┐
   ↓         ├ 原稿整理
(2)編集さん───────┘
   ↓
(3)組版・校正、鴎来堂──┐
   ↓         ├ 初校
(4)編集さん───────┘
   ↓
(5)著者先生───────┐
   ↓         ├ 著者校
(6)編集さん───────┘
   ↓
(7)組版・校正、鴎来堂──┐
   ↓         ├ 再校
(8)編集さん───────┘
   ↓
(9)印刷・製本
と短縮されます。
工数にして、30%の削減
日数にして、概算4〜5日程度の短縮化になります。
(願わくはそのうちの数日を校正にあてていただきたいです)
図Aの赤い数字の部分が省けて同時進行されるわけですね。

そして、
組版と校正を同所で行うと、編集さんに色々なメリットが生まれます。

<ゲラの精度が上がります>
・すべての作業に組版オペレータの目と校正者の目が通ります
・赤字吸収の内校は組版オペレータと校正者がダブルチェックします
・ライトノベルなどでの自動ルビ付けも校正者の目が通ります
・統一表や字体など校正者ならではのフォローができます

<素読みの精度が上がります>
・受け渡しのロスがなくなると、
 校正者の〆切が1〜2日延び、
 そのぶん時間をかけて読むことが出来るようになります
・入稿データを活用することができるようになります

<レスポンスだって上がります>
・入稿時のミス、著者先生の入稿遅れなどにも対応できるようになります

<コストも下がります>
・鴎来堂にとって一番のメリットは校正の〆切が延びることなので、
 組版のご予算に関しては勉強させていただきます
・また、初校時の精度が上がることによって、
 再校以降も連鎖的に組版の精度があがります
 場合によっては三校などのゲラを出す必要がなくなり、
 組版料のコストカットにつながります


さらにご提案したいのが、
文庫・新書・単行本の原稿校正に関してです。

図C-1
(1)著者先生───────┐
   ↓         │
(2)編集さん       │
   ↓         ├ 原稿校正
(3)組版・校正、鴎来堂 │
   ↓         │
(4)編集さん───────┘
   ↓
(5)著者先生───────┐
   ↓         ├ 著者校(原稿整理
(6)編集さん───────┘
   ↓
(7)組版・校正、鴎来堂──┐
   ↓         ├ 初校
(8)編集さん───────┘
   ↓
(9)印刷・製本
(3)の仮組版というのは、
実際のゲラ組みと同様のフォントや版面を、
テキストエディタ(仮称・かもめ組)などで組むことです。
もちろん柱も入っていますし、
トンボまで引いてあるので、
打ち出しは実際のゲラと同様のイメージになります。

ゲラではなく仮組の打ち出しにすることによって、
新書や文庫などの書き下ろしレーベルにありがちな
「著者校の戻りで真っ赤になった!」
という状況の修正が高精度・高レスポンスになります。


ここで注目していただきたいのは(5)〜(6)と(7)〜(8)の部分です。
(5)〜(6)では「著者校」が「著者校(原稿整理)」になっていますね。
そして(7)〜(8)では「再校」だった部分が「初校」になっています。

InDesignは、つまり組版ソフトですから、
割付と赤字吸収を比べると、
どうしたって修正のオペレータ作業が苦手です。

だったら初校を組んでから真っ赤にして、
修正でオペレータさんをヒーヒー言わせるよりも、
原稿段階(とはいってもちゃんとゲラの体裁です)で
校正・原稿整理をして入稿データの質を上げたほうが、
進行全体にムリがありません。

原稿整理も
テキストの状態だったら編集さんが自分で手を加えることができます。
著者先生の赤字や校正者が出した鉛筆を検索・置換で整えたり、
コボレを減らして台割通りの入稿データに直すことも可能です。

さらにさらに、
コスト面でも組版の予算が
初校分まるまるカットできるというメリットが生まれます。

高品質・高レスポンス・低価格。
いいこと尽くめじゃないか!
やったー。


なお、
鴎来堂にとっては校正面のサポートとしてのご提案のため、

図C-2
(1)著者先生────────────┐
   ↓              │
(2)編集さん            │
   ↓              ├ 原稿校正
(3)仮組版・校正、鴎来堂      │
   ↓              │
(4)編集さん────────────┘
   ↓
(5)著者先生────────────┐
   ↓              ├ 著者校(原稿整理)
(6)編集さん────────────┘
   ↓
(7)組版・校正、組版屋・デザイナー─┐
   ↓              ├ 初校
(8)編集さん────────────┘
   ↓
(9)印刷・製本
これまでの流れを阻害しないように、
(7)の組版作業は従来通りの組版屋さんが組むこともオススメしています。
デザイナーさんがDTPをご担当されることも、
フォントやデザインの点から見ても自然な流れだと思います。

組版屋さんの修正にかかる時間も、
.inddより.txtなら従来より大幅に少なくなります。

最終的に進行のムダが省けて、
書籍制作の質を高められるなら、
ご提案の甲斐もあろうもんです。
(できれば校正の〆切を延ばしてもらいたいです)

実はこの方法を取ると、
著者先生からの原稿テキストをメールでいただいてから
最短1時間で仮組みを行うことが可能なので、
「即日で仮組版の打ち出しをお戻しして著者校を同時に進める」
なんて荒業も(やらないに越したことはありませんが)可能になります。
著者校云々はともかく即日で仮組をメール返信できるので、
やはりレスポンスは格段によくなりますね。


すでに採用していただいた版元さんもございます。
お問い合わせは、
http://www.ouraidou.net/contact/index.html
↑こちらのお問い合わせフォームからどうぞ。

キャンペーン中の今なら、
控えゲラの打ち出しをもう一本サービスしちゃいます。
なんと!
それでもお値段据え置き!

やったー。



文責:柳下恭平

このブログは神楽坂の校正・校閲プロダクション鴎来堂(おうらいどう)が運営しています
URL:http://www.ouraidou.net/



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皆さまお待ちかねの校正・印刷・出版用語解説
今後紹介を予定しているのは、

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