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つけあわせ
@pirohon
RTの鴎来堂さん(@ouraidou)のブログ(http://blog.ouraidou.net/?day=20120224)の「皆さまお待ちかねの校正・印刷・出版用語解説」の中に“つけあわせ”っていうのがあって、私はつきあわせと言ってたんだけどつけあわせの方がおいしそうだから今度からそっちにする

編集者ひろぽんさんのツイートより

ひろぽんさんのアカウントが
「ぴろほん」となっている程度にツッコんでいたら、
その人はひろぽんさんを知らない。

詳細はMF文庫J編集部ブログ
「萌え萌え☆ひろぽん劇場」と検索してみてください。

『萌え萌え☆ひろぽん劇場』。


ひろぽんの机の上に食べかけのお菓子の袋がありました。


ss:「お、ポテチ?」

ひ:「あげる」

ss:「いいの? ありがとう!」

ひ:「しけったから」


涙のせいかいつもよりしょっぱく感じられました。

ビジュアル系編集者SHOJIさん(@ss_editor)とひろぽんさんの
愛に溢れる掛け合いはライブで見ることを強くオススメいたします。

さて、メディアファクトリーのご両人の事を書き始めると、
(楽しすぎて)話がまったく進まなくなるので、
ここいらで本題に入らせていただきます。
(ちなみにSHOJIさんが本気出したら、
 5秒に1回ひろぽんさんにツッコむことができると思う。
 ひろぽんさんは本気出さなくても、
 常にボケ続けてまわりを幸せな気分にしています)

今日はひろぽんさんがツイートした「つけあわせ」についてです。
とんかつにおける、せん切りキャベツのことではなく、
ローストビーフにおける、マッシュドポテトでもなく、
もちろんステーキにおける、にんじんグラッセでなく、
皆さまお待ちかねの用語解説でございます。


ひろぽんさんのツイートにあるように、
版元さんによってイロイロな呼ばれ方をしています。

「素読み」は誰しも「素読み」といいますが
(ただし作業内容は編集さんによって違ったりしますが)、
この作業は、
・つけあわせ
・つきあわせ
・ひきあわせ
なんて言われています。

ちなみに赤字照合を「ひきあわせ」と言う方もいらっしゃいました。
ようするに用語なのです。
この項では「つけあわせ」と表記して話を進めましょう。


「校正」は「校(くら)」べて「正(ただ)」すという意味です。
たとえば「原稿」と「それを基に組まれたゲラ」を校べて正します。
「つけあわせ」は「原稿」と「ゲラ」を、
ひと文字ずつ、ひと文字ずつ、地道に追っていく作業です。

さて、行動することだけが世界を回転させます。
さっそくやってみましょう。
次の「原稿」と「ゲラ」を「つけあわせ」だ!
(原稿)
市民Α「自分のことを虻という奴に会ったよ。君の所にも来た?」
市民Β「いや、会ってない」
(ゲラ)
市民Α「自分のことを虹と言う奴に会ったよ。君の所にも来た?」
市民B「いや、会ってない」

このような「誰でも思わず笑ってしまう小粋な哲学ジョーク」ですが、
つけあわせをしている間は笑うことはできません。

ですから、
笑わなかったあなたは校正者の素質アリです。
今すぐ校正者募集フォームにゴー
笑うことができなかったあなたも大丈夫!
落ち込む前に「かもめ校正塾」(書籍校正限定講座)を見てみましょう。

どうして笑うことができないかといいますと、
(それは冗談がおもしろくなかったわけではなくて)
「つけあわせ」という作業においては、
文章を「読む」のではなく、
文字と文字を「つけあわせ」る作業だからです。

つまり、
「市民Α」と「市民Α」を校べているうちは
まだまだ文章を読んでしまっています。
つけあわせという作業では、
「市」と「市」
「民」と「民」
「Α」と「Α」
このようにひと文字ずつ校べていくのです。
ね。うんざりするでしょ?
でもこれをやるのがプロの校正者なんだゼ!


では、答え合わせとシャレこみましょう。
みなさんは今回の「つけあわせ」で
何個の赤字を入れることができたでしょうか。

1.1ヵ所
2.2ヵ所
3.3ヵ所
4.5ヵ所


1:
「1ヵ所」とお答えになった方は、
市民Α「自分のことを虹とう奴に会ったよ。君の所にも来た?」
もしくは、
市民Α「自分のことをと言う奴に会ったよ。君の所にも来た?」
のどちらかだけを見つけたのかもしれませんね。

実は誤植を見つけた瞬間というのが
もっとも校正者の集中力が切れる瞬間ですので、
「誤植の近くに誤植がある」という場合が一番ご用心。
どちらかしか見つけることができないということがあるのです。

2:
「2ヵ所」というのは
上記の「」と「」を見つけたパターンでしょうか。
残念ながら、このゲラにはまだ赤字が入る余地があります。

3:
「3ヵ所」とは、さらに
市民「いや、会ってない」
を拾ったのでしょう。
グッドでありましょう。さらにナイスでもございます。
「ひと文字ずつ」という「つけあわせ」の基本を怠っていないその姿勢が、
あなたの眼球の奥に宿る校正者魂を熱く燃え上がらせます。
これは、
「アテナイ市民の目を開かせる自分を虻にたとえたソクラテスジョーク」
ですので、
やはり原稿は「B(ビー)」ではなく「Β(ベータ)」になっています。
ギリシャ語です。

危ないところでした。
このまま本になっていたら、
「誰でも思わず笑ってしまう小粋な哲学ジョーク」
の魅力が半減するところでしたね。
こんな文化的危機を救えるのは我々校正者だけです。
みんなで力を合わせて誤植をなくしましょう!


4:
「5ヵ所」に入朱したあなた!
さては最後の2文字は、
ゲラ
ですね!
確かに原稿と「つけあわせ」をするとき、差異は赤字を入れるべきです。
(ただ、今回は「えんぴつ出し」という選択肢もありますね)

「原稿(という文字)」が「ゲラ(という文字)」に
「変わってしまった」のか、それとも「変えた」のか、
純粋な「つけあわせ」では拾えない
素読みとしての判断をする場合もあります。
何かしらの人為的な、
つまり「オペレーションミス」ではないものを感じたとき、
(校正は愚直に文字を追うことが大事なのですが)
場合によっては、
そこに校正者の熱いメッセージを「えんぴつ出し」しましょう。


この頃は著者さんが原稿をお書きになる際、
手書きではなくコンピュータを使って書くことが多くなりましたので、
手書き原稿とゲラを校べることがずいぶん減りましたが、
やはり「つけあわせ」は校正の基本です。
「ユメユメ疎かにするなかれ」ということです。


ちなみに情報外情報として、いくつか大事なヒントがあります。
」や「」などから、
このゲラは「OCR*」でテキスト化された事が推測されます。
また、「」という入朱から
「内校の入力ミスもありうる」という心構えも必要なようです。

このようにゲラを読み進めながら、
誤植の濃度パターンを作りあげていくのも校正者のワザなのです。


まあ、とにかく「ひと文字ずつ」です。
文庫1冊の文字数は約15万文字ですから、
「ひと文字ずつ」を15万回くりかえすだけです!
しかし、この「くりかえすだけ」がナカナカ難しいんですけれども。
(だから僕らがやるんだヨ!)

「誰でも思わず笑ってしまう小粋な哲学ジョーク」に笑ってはいけない。
校正者というのはそれほどにプロフェッショナルなのです。
(くりかえしますが、冗談がおもしろくないわけではないのです)


*OCR
詳細は別の機会に譲りますが、
つまり「今回はやっかいな仕事」ということです。


文責:やなした(小粋な哲学ジョークの権威的存在)
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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
用語解説(約物)
あー、「」ってどういう名前だっけ。
没年を表すときに使って、
チェスの棋譜でチェックしたときに使うんだよね。
ちょっと名古屋弁ぽい名前だった気がする。
うーん、なんつったかなー。


そんな悩めるあなたにオススメなのが、
『句読点、記号・符号活用辞典。』(小学館辞典編集部編、小学館)
です。
帯に「夏目漱石からモーニング娘。まで!!」*1とアオリが入ってます。
とにかくすごそうだ!

。&…@§*―、・†〝!《》
↑こんな記号がこの本には全部載ってます。
読み方、用法がわからないときでも、
巻末の「形態索引」を使えば、

「―」+「|」
 直角 ――――――― 250
  否定 ――――――― 256
 垂直 ――――――― 251
 正符号 ―――――― 231

こんな形で引くことが出来ます。
うーん便利だ。


たとえばゲラを読んでて、
Hola!→¡Hola!
と指摘を出したくなったとしましょう。

この辞典を持っていない人は、
--------------------------------------------------------
「¡」ってなんていうんだろう。
「あまだれ*2」の逆だから「みずもれ」?
いやそんなわけないか。
うーん。
--------------------------------------------------------
……となってしまいます。


しかしこの辞典を持っていれば!
--------------------------------------------------------
「¡」ってなんていうんだろう。
読み方がわからないから巻末の「形態索引」を見てみよう。
「|」+「・」を見ると……
(¡ 倒置感嘆符 ――――――― 37)
なるほどなるほど。
--------------------------------------------------------
……とスマートな感じ。

ゲラにも、
¡(びっくりマークのひっくり返ったやつ)
と指摘するより、
¡(倒置感嘆符)
と入れた方が知的に見えて採用される率も上がりまくりです。
やった!


あれ、今日は約物(やくもの)について書こうと思っていたのに、
なぜか話がそれてしまった。
また明日~。



*1
用例が幅広いんです。
白抜きのゴマとか知ってはいたけど、用例は初めて見ました。

*2
「!」はあまだれと呼ばれます。
言われてみると水滴みたいでしょ。



文責:柳下恭平(はダガーって読むんだがー)

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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
用語解説(6699)
「6699」と書いて「ロクロクキュウキュウ」と読みます。

“ ”
↑これのことです。

起こしの「」が「66」
受けの「」が「99」の形をしているからこう呼びます。
(見たまんまだ!)

引用符としてポピュラーなのは鉤パーレン(「 」)ですが、
この6699もよく見ますね。

たまに「66」と「99」が逆になっている誤植を見かけます。

誤植
↑こういうのがゲラに入っていると落としやすいのですが、
頭の中で「ロクロクキュウキュウ」と読めると拾えますね。

こういう記号を約物(やくもの)といいます。
「その本の中での決まり(約束事)を表す記号」という意味です。

ほかにも、

( )→パーレン
「 」→鉤パーレン
『 』→二重鉤パーレン、白抜きパーレン
【 】→隅パーレン
〔 〕→亀甲パーレン
[ ]→角パーレン、ブラケット
{ }→波パーレン
〈 〉→山パーレン
《 》→二重山パーレン

なんて奴らがいます。
それぞれ「パーレン」は省略しても通じますよ。



いやーこのブログで久しぶりに校正のこと書いたなあ。
満足。




文責:柳下恭平

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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 09:32 | comments(4) | trackbacks(0) |
用語解説(まとめてやっつけます)
昨日は企業ブログにあるまじきアホすぎる内容でした。
反省しきりです。

そういうときに限って、
「アルバイトの件でご連絡させていただいております。
 〜ブログを拝見したのですが、現在募集はございますでしょうか」
なんてメールをいただいちゃったりします。
悶死寸前です。

> しかしてその実体は……正義と真実の使徒、柳下恭平だ!
なんて言っときながら、どのツラさげて面接すればいいんだ!



さて、気を取り直して今日は役に立つことを書きましょう。
皆さまお待ちかねの校正・印刷・出版用語解説です。
内容薄くても数だけやっつけます
用語集らしく見やすくまとめてみました。

■初校
著者先生が書いた原稿を、
編集さんが原稿整理して、
印刷屋さん(組版屋さん)がその指示通りに組んでくれると、
初校(初校紙・初校刷りとも)が出てきます。
最初の校正刷りなので初校といいます。
「初校ゲラ」自体を指しますし、
「最初の校正」という作業内容のことも表します。


■再校
もうお分かりだとは思うのですが、
2回目の校正刷りのことです。
校正者が初校と原稿の赤字照合をして、
校閲者が素読みや事実確認をして、
編集さんが指摘の採用・不採用を選択し、
著者先生が著者校正をし、
もう一度編集さんがチェックをして、
印刷屋さんが組み直してくれると、
再校が出てきます。

この工程を繰り返すことによって本の質が上がっていきます。
書籍の場合は初校、再校のふた校取って終わることが多いのですが、
この後も三校、四校と続くこともあります。
辞書だと五校以上取ることもあるんです(スゴイ!)。
最後は念校を取り、校了とする場合もあります。


■前校
ひとつ前の工程のゲラを前校と呼びます。
再校にとっては初校がそれにあたります。
初校の場合は……原稿のことを指すので、
その場合は「前稿」と書きます。


■赤字照合
「鉛筆出し」の項にも書きましたが、
校正者は「文章を直す」ということをしません(できません)。
「このほうがいいんじゃないですか?」とゲラには書きますが
決定するのは著者先生であり編集さんです。

逆に著者先生や編集さんの本作りを実作業で助けるわけですから、
赤字が直っているかどうかのチェックを落とすことは
校正者としてはあってはならないことです。


■吸収
指摘・指示をゲラ組みに反映させることを「吸収」させると言います。
「赤字だけじゃなくて鉛筆も吸収してください」
とゲラの扉に書いておくと、
組版屋さんは赤字と鉛筆の両方を修正してゲラを出してくれます。


もっといっぱい書くつもりだったのに、案外書けませんでしたね。
次回もお楽しみにー。



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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
用語解説(鉛筆出し)の続きの続き
先日書いた「校正用語(鉛筆出し)」続きの続きです。

> 例えば素読みの途中でこんな文章に出会ったとします。
>
> 「今朝は半袖の服を著た」
>
> みなさんはどのような指摘を出されるでしょうか。

「著た」という部分に引っかかる方もいらっしゃるかもしれません。
著→着なんじゃあないのかと。

御大にお聞きすると、
きる【着る・著る】
身につける。着用する。
とのことです。
『広辞苑第五版』(岩波書店)


「著る」は「着る」と同じなんですね。
(「著」という字は「着」の本字にあたります)

コンピュータで「きる」と入力し変換してみても
「著る」と変換されるエディタは少ないのではないのでしょうか。
データ入稿であれば、わざわざ著者さんがこだわって
書かれていると思われます。

文脈や対象読者にもよりますので断言は出来ませんが、
僕が素読みをしていたら、おそらくこの文章に指摘は出しません。
(難読と判断してルビは補うかもしれません)

素読みに正答はありませんが、
この場合の模範解答は「指摘を出さない」だと思います。

もちろん「著→着」という指摘もあり得ます。
本文中の「きる」が他は全て「着る」だったり、
ライトノベルなどで商業的な表記を求められている場合など、
「着る」という表記が適切な場合もあるでしょう。
OCRのスキャンミスで「着」が「著」になってしまったかもしれません。
文脈にもよります。


あえて「著」という表現をしたのか、
本当は「着」と書くはずだったのか。

こんな短い一文でもこれだけの葛藤があるわけです。


作家に限らずゼロから何かを作り出すというのは偉大な作業です。
その作り出された世界に僭越にも後からノコノコあらわれて、
「これってどうなんですか?」と問うわけですから、
校正者が指摘を出すときはそれはもう真剣なわけです。
仕事ですしね。

前にも書いたように「くらべてただす」のが校正です。
「文章をただす」わけではないんです。
だいたい何が正しいかなんて著者先生しか分からないんですから。


さて、鴎来堂では校正(校閲、素読み)という作業を、
「日本語のプロとして読者の立場から本をよくする」
と定義しています。

あまりにも深く作品に入り込みすぎて、
たまに著者先生のお叱りやご不興をいただくこともありますが、
「鉛筆出し」は校正者がその本をよくしようと思って出すものなんです。


つまり「鉛筆出し」はその作品への最初のファンレターなんです、実は。







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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 21:39 | comments(11) | trackbacks(0) |
用語解説(鉛筆出し)の続き
先日書いた「校正用語(鉛筆出し)」の続きです。

前回は、
「原稿」どおりに「校正刷り」をくらべ正す際に、
間違っている箇所を「赤入れ」する。
という事を書きました。

今日はいよいよ「鉛筆出し」のご説明にまいりましょうか。


さて、赤字に関して編集さんと校正者と印刷屋さんのお約束があります。
それは、「印刷屋さんはゲラや原稿の赤字のみを吸収する」というもの。

どういう事かといいますと、
オペレータさんはとにかく目の前にあるゲラ(原稿)の
赤色で書かれた指示だけを直してくれるんです。

「鉛筆も採用」などと指示を出さないかぎり、
基本的に赤色しか直してきません。

別に「なんだよ、適当に直してくれればいいのにさ」
と印刷屋さんを批判しているのではなく、
これは混乱を防ぐための基本ルールなんです。


印刷でも校正でも
「文章を読まずに一作業者に徹する」
ということが大事になってきます。
「愚直に指示に従う」ことがミスを無くします。

もちろん明らかな間違いを見つけて
そのまま放置することはしたくありませんし、
慣れてきたらもう少し大きな視点をもって作業するのですが、
基本は「愚直に指示に従う」ことが大事なんです。

読みながら修正をしたり、ルビを振りながら素読みをしたり、
複数の作業を同時にするとミスが起こる可能性は増しますから。


話を戻しますと、
編集さんや著者さんは文章を直すときの指示を「赤」で書くんです。
印刷屋さんに直してもらうために。
(これだけのことを言うために長々と書いてきたわけです)


じゃあ、校正者が間違いや問題点(と思われる点)
を見つけた場合はどうなんでしょう。

そうです、そういうときに「鉛筆出し」をするんです。

「赤入れ」すれば編集さんの手間も省けるし、
間違いなんだから直さなきゃねと思われる方も
いらっしゃるかもしれません。

でも、間違いの判断ってできるのでしょうか。
例えば素読みの途中でこんな文章に出会ったとします。

「今朝は半袖の服を著た」

みなさんはどのような鉛筆を出されるでしょうか。


またまた長くなってしまったので、
さらにつづく!
(いい人なんだけど話が長いんだ、あの人は)





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原稿 玉校 差別表現 きくばりカード

などです。
お楽しみに!







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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
用語解説(鉛筆出し)
マニアックな校正用語の「ガラ」に続いては、
「鉛筆出し」をご説明いたします。

5月27日のtokuさんのご質問に対してのhakuさんのコメントを引きますと、

★☆以下引用★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「鉛筆出し」というのは、この場合は
「黒鉛筆で指摘などをすること」ということだと思います。
校正者が赤で書くのは、
原稿などにある赤字の指示どおりにゲラがなっていない場合に限られる
と考えた方が通常は安全だと思います。
わかりきったことなら、校正者が赤で指摘をしてもよさそうですが、
赤字という決定的な判断は、決定権のある方々に委ねるのが、
トラブル防止のためにも大切なことのように思います。
ですから、「鉛筆出し」というのは、
「校正者の判断による決定権をもつ方々への
黒鉛筆による示唆のようなもの」だと思います。
toku さんのコメントには、やなしたさんが、
そのうちしなやかにこたえてくださると思います。

| haku | 2007/05/27 11:27 PM |

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しなやかには難しいのですが泥臭くならいけます!

とはいってもhakuさんの完璧な答えに
これ以上くわえることは難しいのですが、
校正という作業の流れをあわせてご紹介して、
職責の面からも「鉛筆だし」をご説明したいと思います。


さて、そもそも校正とは何でしょうか。
(いきなり大ごとにしてしまいました)

ためしに諸橋先生にお聞きしてみましょう。

先生曰く「校」という字は、
【校】(六)くらべる
という意味があるそうです。

「校=くらべて 正=ただす」のが校正という作業なんですね。


じゃあ、何と何をくらべるんでしょうか。

DTPや電算写植なんてものが無かった時代には、
ひともじひともじ文選さんが活字を拾い、版に植えていきました。

その頃は「データ入稿」なんてものも無かったので(あたりまえか)
達筆な著者先生の手書き原稿を読み間違えたり、
似ている文字を間違えてしまったり(虻と虹とか)、
正方形の活字をコロんで植えてしまったり
(算用数字の6を反対にして9にしてしまったり)、
まあ、最初から完璧に組まれているほうが珍しいわけです。

つまりこれをチェックするのが校正という仕事なんですね。
「原稿」と「校正刷り」を「くらべてただす」わけです。


このとき原稿と違う部分は「赤入れ」をします。
「入朱」ともいいますが、ようするに赤えんぴつで書き込むことです。

著者先生の以外の手によって変えられた
活字を直すときに「赤」を使うわけです。


ちくっと長くなってしまったので、
次回に続きます!

今回の校正用語解説は「鉛筆出し」じゃなくて
「赤入れ」の説明に終始していたことは秘密です。




今後紹介を予定している校正用語・出版用語は、
赤字照合 初校 再校 校閲 校了 責了 
事実確認 校訂 ルビ グラビア かかけけ
著者校正 編集 字体 トンボ アタリ 割付
校正記号 整合性 付箋 柱 カタカナ語 日本酒
ISBN 句読点 パーレン 約物 見出し ノンブル
体裁 固有名詞 表記揺れ 助数詞 数字表記
慣用句・成句 漢字の使い分け 表現 
諸橋大漢和 広辞苑 日国 辞書の使い分け などです。

すでに用語でないものも交じっていますが、
お目こぼしいただけると幸甚でございます。
その他分からない単語があったらお聞き下さいませ。






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| blog-ouraidou | 校正用語集 | 10:08 | comments(3) | trackbacks(0) |
用語解説(ガラ)
5月27日に、こんなコメントをいただきました。
(tokuさま、コメントありがとうございました!)

★☆以下引用(一部)★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

仕事には、その仕事に携わる人の専門用語があると思うのですが、
今回「鉛筆出し」という言葉に反応してしまいました。
私たちの仕事でいう「赤入れ」かしらと勝手に解釈したのですが
(テープ起こしをしています)、用語の解説もしていただけると
うれしいです。

| toku | 2007/05/27 6:39 PM |

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古い話ですが、
2006年5月22日に校正用語の紹介として「ゲラ」を取り上げました。


鴎来堂ブログをヒットさせる検索ワードの上位にも
「校正用語」が入っていますし、
僕のファン (やだやだ、この人売れっ子気取りだよ) のtokuさんからも
リクエストがありましたので、
これからちょくちょく校正用語をご紹介していこうと思うんです。

で、どうせ校正用語をご紹介するのなら、
基本的な言葉はもちろん、
あまり聞き慣れない校正用語や出版用語も
織り交ぜていこうかなと思ったわけです。

出版の先輩方(大編集者・大校正者)から
聞いた話なんかもご紹介していきますね。


今回ご紹介する校正用語(出版業界用語?)は「ガラ」です。

しょっぱなからマニアックな言葉だ!

聞き慣れない方も多いと思いますが、
何のことはない、読み終わったゲラのことです。

とはいっても、再校時における初校ゲラのことではなく、
校閲用にコピーを取ったゲラが反故紙になったときや
校了後、赤字照合なども終え、本当に捨てるだけのゲラの事を指します。

けっこうベテランの編集さんでも知っていたり知らなかったりするので、
一部の出版社の用語なのかもしれませんね。

語源は「鶏ガラ」のガラとゲラの音が似ているから出た
ダジャレだと思うのですが、これは推論です。
あながち間違いじゃないと思うんだけれども、どうでしょうか。
言葉ってこういうものですよね。


ここまで読み直してみて、
「再校」「初校」「校閲」「校了」「赤字照合」など
すでに用語を多用していることに気がつきました。

「ガラ」なんかよりも書かなきゃいけないことが沢山ある気もしますが、
まあ、この無計画さこそが鴎来堂ブログと割り切っていただいて、
今後とも末永くよろしくお願いします。

次回は「鉛筆出し」について書こうと思います。
お楽しみにー。






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